GitHub CoplilotとMermaidの組み合わせが結構便利っぽい

皆さん、図はお好きですか。作るのは好きなんですが、途中で「この図は本当にわかりやすいのか?」ということが気になってしまいがちなvilagiaです。

個人的にMermaidで作図をしていたんですが、GitHub Copilotを動かしたVSCodeでやっていたら案外と便利だったのでメモがてら書いておきます。

結論

  • GitHub Copilotはインデントされた箇条書きをそれなりに補完してくれる
  • GitHub Copilotは開いているファイルもネタ元にして補完してくれているらしい
    • 成果物を書きながら「この辺って図にまとめるとどうなってるんだっけ?」をMermaidで描き始めると、大項目に対応した中小項目を100点満点中60点くらいの感じで出力してくれる
  • もう少し詳しく

あくまでイメージだけれど、例えば以下のような入力をしたとする

mindmap
root((推理小説))
    探偵
    事件
    

すると、こんな感じのサジェストをしてくれる。

mindmap
root((推理小説))
    探偵
    事件
        犯人
        被害者
        証拠

GitHub Copilotの動作例。推理小説の構造をMermaidによって記述しようとしている。

もちろん人間がやりたいことと違うこともあるけれど、そこは適宜ツッコミを入れつつ直していけばよい。自分が予期していなかった有用な切り口の項目が一つでも出てくれば儲けものである。

Mermaidである必要なくない?

それはそう。ただ、human readableな書式であるからこそ良い感じの補完が効きやすいのではないかなー。そして、超凄いオートコンプリートによってにょきにょき図が生えていくのは楽しい。便利なVSCode拡張があるので導入も楽。お勧めです。皆さんもお試しあれ。

感想

こういうものが普及してくると、便利なオートコンプリート機能を持つシステム(例えばGitHub)にあらゆる情報を集約した方が便利という話になってきそう。軽量なメモツールとかが不利になってくるのかもしれないなぁ。それはそれでなんだか残念なので、うまく生き残ってほしい気がする。